社会福祉法人愛の泉がこの地域で、一般家庭が利用できる相談支援機関として、児童家庭支援センターの活動を始めて25年。本年７月には２６年目の活動に入ります。

　通常、相談機関は何かあったとき、点での関わりが主なものです。

　点のように見えることでも、そこに至るまでの経過は人それぞれ。

　その人、その家庭ならではの様々な乗り越え方があるものです。

　里子・里親家庭をはじめ家族としての多様性、子どもの人権や親としての個人の多様性にしっかり耳を傾けようとする態度を大事にしていきたいところです。

　ご利用者のお話をうかがいながら、少し前や、少し先などを想像しながら、共にそれを共有し、点を少しでも線でとらえ、生活実感のある相談支援を続けていきたいと思います。