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ブログ

こども達が教えてくれること

2023-11-29
11月某日、愛の泉敷地内に自動販売機が設置されました。僕は朝から設置工事が始まるのを見て、正直「ふーん」くらいの感想でした。強いて言えばコカ・コーラ社製のものではなかったのでcoke onのアプリが使えないな、くらい。
 
そんな午後過ぎ、小学生たちが血相を変えて学校から帰ってきました。
 
「自動販売機がある!!」
 
目の色を変えてはしゃいでいて、興奮し過ぎて宿題の取り組みが遅いのなんのって。
 
窓を開けていると園庭の声が漏れ聞こえてきます。耳を澄まさなくったってしっかりと聞こえる、帰ってきた幼稚園児たちの声。
 
「じゅーすはんばいきがある!!!」
 
その後、園庭に出て外遊びをする時はもうみんなで自動販売機を囲ってお祭り状態でした。ボクはアレがのみたい!あたちはアレがのみたい!
 
「買って!」……買いません。
 
 
自分とは感動の度合いがえらく違うな、と思いました。
こどもたちは、いろんなことに驚き、喜び、感動をして生きているんだな、と思いました。
 
ふと思い出すのは、自分のこども時代のことです。
黒く光る大きな黒曜石を見つけては飾っていたこと。
石蹴りをして下水にホールインワンした時の喜び。
『きえちゃう!!キャンディー』の個包装を開けたら最初から金箔入り透明だった時の感動。
 
大人になると、いろんなことがあり過ぎて、あるいはいろんなことを経験し過ぎて毎日多くのことに気付かず、通り過ぎて生きているんだと思います。
こどもたちと一緒に生活をしていると、そのことの浅はかさに気付かされます。
 
この間、ふと「自販機のことブログに書くか」と呟きました。
その後日、高校生の子が「今からジュース買うよ~」と声を掛けられました。
いや、ご自由にどうぞ。
きょとんとした顔で僕がいると、「いや、ブログ書くなら写真撮るでしょ。こどもが買ってる写真必要でしょうが」と怒られました。
 
気が利くことだこと。そして、本当に小さなことに気がつくなと感心しました。
 
こどもたちが小さな出来事を見つける天才です。
そして僕らおとなも、かつてその天才の一人だったはずです。
 
小さな感動も、小さな気遣いも、できる限り見つけて生きていきたいなと思いました。
目の前にいる、こどもたちと同じように。

ちなみに、職員さんの一人は自動販売機の設置について「これは偉大な一歩ですよ」と興奮気味に話していました。
おとなも、捨てたもんじゃないんですね!
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