2018年3月18日に愛の泉地域交流スペースにて第1回目となる子ども食堂を実施しました。今回は一般社団法人「すくすく広場」との共催という形で子ども食堂を実施する運びとなりました。「子ども食堂」とはひとり親家庭や共働き家庭などの子どもの孤食の改善、地域の交流促進という様々な目的で行っている地域に根付いた支援活動です。その数は年々増えており今や全国で2200か所まで増えています。今回の実施に至るまでに愛泉寮では「すくすく広場」への活動参加と団体の方々との交流を行ってきました。「すくすく広場」は子ども食堂に心ある市民・ベテラン子育て経験者を中心に、保育士、幼小中高の元教員、臨床発達心理士、栄養士、社会福祉士らが混じって会員となり加須市内で活動している、一般社団法人です。地域の子ども達に楽しい遊びや、学習指導、お昼ご飯の提供を定期的な活動として行っています。
当日は50名の地域の子どもと保護者に参加いただきました。午前中は熊谷から珪藻土アート（額の中に色つきの珪藻土を手で触る感触を楽しみながら塗り作成する制作物）の先生をお呼びして親子で珪藻土を使い楽しく制作を行いました。お昼ご飯は栄養士の方々が朝から準備してくださった「ちらし寿司」「すまし汁」「大根炒り煮」を食べ、デザートの桜餅はホットプレートで子ども達が焼いたものを食べました。午後はグラウンドでシャボン玉や紙飛行機などで元気に遊ぶ姿が見られました。今回の活動を通して「すくすく広場」のベテランのスタッフの方々から多くを学びました。そして改めて「子ども食堂」という取り組みの地域の社会資源として有用性を感じることができました。