先日、10/5（日）に当センターが開催しました里親制度啓発イベント「やさしさのリレー」に、全国から160名の方々にお集まりいただき、おかげさまで好評のうちに幕を閉じることができました。

    オープニングでは、武州加須囃子保存会本町太鼓連による、太鼓や笛の音色に場の空気は一気に盛り上がり、その後の映画「育ててくれて、ありがとう」では、あちこちでハンカチを手にする観客の様子がありました。その後、明治学院大准教授で里親でもある三輪先生と「こうのとりのゆりかご」当事者の宮津さんの講演では、「家族」とは何かについてご講義いただき、家族の形が一つではないことを考える貴重な時間となりました。宮津さんは、里父より「家族とは最後まで味方でいることだ。」と育てられたこと。また、三輪先生の「（皆さん、それぞれで）できることを考えてほしい。」という言葉は印象的でした。そして、フィナーレを飾った不動岡高校書道部の書道パフォーマンスでは、同じ子どもである高校生達が、時間を削って、懸命に、里親制度を必要としている子どもたちのために考えてくれた「絆」という字で締めくくってくれました。素晴らしいパフォーマンスに客席からは、拍手喝采が送られました。

    ご参加いただきました皆様、演者の皆様、お手伝いいただいたスタッフの皆様、心より感謝申し上げます。